ワクワクしながら初日に見てきた「グッバイ・ドン・グリーズ」の感想
「宇宙よりも遠い場所」という作品をご存知でしょうか
女子高生4人が南極に行くことを目指して奮闘する…という話なのですが初めの数話は正直そこまでハマりきれませんでした
「まあ、いい話だね」くらいな印象
それが「南極を目指す」という夢物語が現実味を帯びてきてから「お?」となって、5 話で一味違うぞ!ってなってそこからは毎話面白い!!そして迎える最終話!!!もう、言うことなし!!!!!
そんな作品を作ったスタッフが、何と新規アニメを作る!しかも映画で!!
タイトルは「グッバイ・ドン・グリーズ」
初めて告知PVをみた時は大喜びでした!キャラデザは相変わらず合わないけど男たちだけの冒険、いいじゃん!!美術も綺麗でわくわく!!
監督はいしづかあつこさんという方なのですが、この方私が好きなノゲノラゼロの監督さんでもあり、もう成功が約束されたも同然!
この映画が成功すればよりもいスタッフの新作がもっと見られる!!という期待も込め、私にしては珍しく初日に見に行ってきました!!!
仕事終わりに車を走らせること数時間
特典ももらって準備は万端…
映画がついに始まる…でかでかと出る「MADHOUSE」のロゴ…!!きたきた!!!これは名作だーーーーーーーーー!!!!
(^-^)
(^-^)
(^_^)
うん、いい話でした
伝えたいことも分かるし作画綺麗だし
でも…なんだろう…この置いてきぼり感……
こんなはずでは…
ということでこの記事は、「なんで私がドングリーズが合わなかったのか」を書き連ねる内容となっています
先に注釈しておくと大前提として、これは作品が悪いとかではなく単純に相性の問題です
結論から言うとキャラクターと台詞回しが合わなかったんだろうなぁというとこに至りました
「小さい頃みたいにまた皆で何かしよう!」みたいなテーマは好きで1番理想に近いのはリトバスなんですが、ドングリーズのキャラクターたちがやってる冒険は自転車で乱暴に運転するとか、男子がバカやって笑い合うみたいな要素自体は入ってるはずなのに何か違うなぁ…と思っちゃいました
カレーを食べたいのに具材が同じハヤシライス食べてる気分…?
台詞回しは、もうこれこそ好みなんですが舞台感、名言感みたいなのが強すぎて私には合いませんでした
特にドロップというキャラクターが言う台詞はとてもポジティブで綺麗な言葉なんですが、アニメにおける現実感がなく、製作側が言わせたい名言を言っているだけのように見えちゃいました(そんなことはないと思うのですが)
ただこの作品が伝えたかったテーマの1つであろう「踏み出せば世界のどこにだってすぐに行ける」というのはすごく響きました
アイスランドに行くなんて遠すぎて無理…なんてことないんですよね
飛行機に乗ればすぐにたどり着けるんです
忙しさからついつい「いつか暇ができたら」になりがちな遠い世界に行くということはすぐにだってできる!
そのメッセージはとても伝わってきたので決して面白くないわけではないです!ただ私と相性が悪かった!悔しい!!
間違いなく高クオリティの映画ではあると思うのでよりもいスタッフの次回作にも期待してます!
それでは!